不気味な温暖化現象
地球環境問題のなかでも、もっとも影響が甚大なものとして、こんにち、世界的に大きな社会的関心をあつめているのが、地球温暖化現象です。
二酸化炭素(炭酸ガス、CO2)など、大気をあたためる「温室効果」をもつ物質の排出量が年々ふえて、地球の気温が、こんご数十年のあいだに、急激に上昇するおそれがでてきたからです。
地球では、太陽の光が地表をあたため、逆に、地表は赤外線を宇宙にむかって放出し、熱を逃がしています。
こうして、地球は、いわば"熱の収支バランス"をとり、ほどほどのあたたかさを保っているのです。
そのメカニズムはこうです。
もともと原始の地球の大気には、大量の二酸化炭素がふくまれていました。
それが長い時間をかけて、石灰岩や石炭、石油、ガスなどの化石燃料に変化。
そして、こんにちの大気中の二酸化炭素の濃度は0.03%程度になっています。